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退職者の会 活動報告

退職者の会 新年ご挨拶

2023/01/16

2023年、令和5年の新年にあたり退職者の会の会員ならびに、ご家族のみなさまにごあいさつを申し上げます。
今年は卯年、十二支の4番目野球に例えれば4番バッターにあたる年であり、大いに期待が持てる年であるといえますが、これはあくまでも暦の上での話であり、現実はといいますと、依然として私達にとって厳しい現実に立たされた年となることが予測されます。
ロシアによるウクライナへの侵攻は、今年2月で一年を迎えますが、いまだ戦火が衰えるどころか、拡大の一途を辿っており、厳寒のなか市民の苦しみは頂点に達しているとも伝えられています。
ロシアの侵攻は、世界的な影響を及ぼしており、特にエネルギー不足は多くの国々における異常なまでの“物価高騰”を招いており、日本においても政府・日銀の金融政策と相まって国民の生活に重大な影響を与えております。
本来、こうした状況を打開し、克服していくためにいち早く手を打たなければならない立場と責任は「政府」にあるわけですが、岸田内閣は全くもって無策であり、国民生活よりも、防衛政策に躍起になっているとしか私たちには写ってきておりません。
令和5年度予算を見るまでもなく、国債依存型予算を超えて、取り易いところから財源を求めるという政府の姿勢は、私たち高齢者に対して否応なしに降りかかってきており、とりわけ私たちの年金の減額、医療費の後期高齢者に対する2割負担、介護保険料の増額はまさに高齢弱者いじめの典型です。
私たちは、こうした岸田内閣に対して、決して諦めることはなくたとえ小さな声であっても、訴え続けて行かなければなりません。
全印刷局退職者の会は、今年も日本退職者連合と共に、様々な行動に取り組んでいきたいと思っています。
みなさま方の今年1年の弥栄を心よりご祈念申し上げ年頭のごあいさつとさせていただきます。
退職者の会